３月８日（火）、製菓科２年生による「お雛茶会」が８０周年記念館で行われました。
　本来は、節分の時期にお茶会を行っていますが、今年度はコロナウイルスの影響で延期せざるを得なくなり、雛祭りの時期にお茶会を開催することとなりました。
　今回作成したお菓子の銘は「桃姫」です。生徒たちは、実習授業の講師である渡邉先生のご指導の下、桃の花をイメージして、茶巾に３色（白色、淡いピンク色、黄色）の練り切り餡をのせ、茶巾絞りにしました。
　綺麗な着物に身を包んだお点前やお運びの生徒たちは、慣れない着物に緊張した様子でしたが、一つ一つの動作を丁寧にしながら、客役の生徒をもてなしていました。
　お茶席の作法を学びながら、日本の伝統文化である「桃の節句」に触れ、春の訪れを感じることができた貴重な会となりました。