機械科は「ものづくり」大好き人間の集まり。社会で即戦力となりうる実践的な実習を展開しています。実習で使用する機械の保守・点検・安全面を考慮した、施設設備には定評があります。メンテナンスを行うことにより、いつも新品の状態で実習を行うことができます。近年完成した鋳造実習場はもとより、毎年施設・設備を更新することが「ものづくり」を通した「人づくり」の強い味方になっています。日々進化する機械科にご期待ください。
2024年03月07日
現在、教頭ならびに機械科長を兼務している笹田竜司先生がこの度、全国工業高等学校長協会・令和５年度教職員表彰を受賞されました。そして３月７日（木）、生石ホールで祝賀会が開催されました。
この賞は、長年工業教育に携わり、輝かしい顕著な功績を残している人を対象に贈られる賞です。笹田竜司先生、本当におめでとうございます。
豊富な実習カリキュラムで生徒一人ひとりの持ち味を引き出します。金属を加工する旋盤-フライス盤実習、金属を溶かす溶接実習、ものづくりの基礎・基本を学ぶ手仕上げ実習など盛りだくさん。ものづくりを通して、心のある工業人を育てます。
1年生では、計算技能検定・危険物取扱者。2年生では、トレース技能検定・基礎製図検定。3年生では機械製図検定、卒業時にはジュニアマイスター顕彰・県知事表彰を目指して頑張っています。
機械科の8割以上が就職希望です。特に地元優良企業への就職者が多く、就職先は機械系だけでなく化学系、電気系と様々です。そして、定着率が高いのが特徴です。また、より高度な技術を身につけることを目的に、進学を希望する生徒の進学先も豊富です。
機械科 令和2年度卒業
JFEスチール株式会社に就職
(倉敷市立倉敷第一中学校出身)
おかやま山陽高校に入学した時の夢が「JFEスチールに入社する」でした。１年生の時から成績は上位にはいましたが、夢を叶えるためにはもう少し努力が必要でした。
１年生の時に受講したガス溶接技能講習とアーク溶接特別教育を始め、２年生では鋳造作業３級や旋盤作業３級の技能検定などを取得しました。専門教科を学習するだけでも難しく感じていたのですが、技能検定はさらに難しかったです。
朝補習や放課後補習を受講している中で、『じっくり・ゆっくり・ていねい』に学習することで理解が深まり、着実に資格を取得することができ、夢が具体的な目標になってきました。
JFEスチールに入社できた今は、山陽高校機械科で学んだ『真剣だと知恵がでる』を忘れず、今後も成長していきたいと思っています。
機械科 平成30年度卒業
三菱ケミカル株式会社に就職
(倉敷市立倉敷第一中学校出身)
在学中は、情報科学同好会でロボットコンテスト優勝を目指し、ものづくりの楽しさ・難しさ・チームワークの大切さも学ぶことができました。
そして、卒業後は、本校機械科初の三菱ケミカルに入社することができました。
入社試験に向けた学習は、資格取得に向けて新たな勉強を繰り返した3年間があったので、順調に進めることができました。
機械科担当の先生方の心強い支援もあり、『できるまでやる』という挑戦する姿勢を高く評価していただき、入社の内定をいただけたと思っています。
私は、機械科で工業に携わる人としての心得や、技術、技能を学ぶとともに、一社会人として備えておくべきモラルを身につけることができました。それは現在の職場でも活かされています。
就職希望者には、製造業を中心に幅広い進路選択が可能です。就職希望者が全体の8～9割で、就職希望者は100％就職しています。また、高度な技術を身につけるため進学する生徒が1割程度です。バラエティーに富んだ進路が魅力です
各種機械のオペレーター
機械メンテナンス
溶接作業者
機械加工のスペシャリスト
鋳造作業者
品質管理
工業の教員(大学進学)
| 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | |
|---|---|---|---|---|---|
| １ | 国語総合 | 数学II | 科学と人間生活 | 数学II | 保健 |
| ２ | 機械工作 | 実習 | 生産システム技術 | 機械工作 | 体育 |
| ３ | 科学と人間生活 | 格技 | 家庭基礎 | ||
| ４ | 体育 | 機械設計 | 国語総合 | ||
| ５ | 機械設計 | 製図 | マイスター･スクール | 数学II | |
| ６ | LHR | コミュニケーション英語I |
NC旋盤
溶接実習
CAD
機械加工実習場
溶接実習場
鋳造実習場
手仕上げ実習場
2年生の12月に、ベトナムへ4泊6日で修学旅行に出発します。
近年「ものづくり」で日本企業との関係がさらに深まっているベトナムを訪れることにより、肌で実感できることが多くあります。
食文化だけでなく、勤労意欲の高さなど日本が忘れてしまいそうになっていることがあります。
そして、現地の女子学生との交流を通じて勉学の重要性と数カ月後に迎える社会人としての生活に向けて意識を高めることができます。また、日本の良さを再確認する機会にもなります。
機械科の教育目標の1つが、積極的な資格取得の実践にあります。資格・検定の取得個数は平均で8個。多い生徒で22個もの資格・検定を取得しています。
その中で、社会ですぐにでも役立つものも多く取得しています。補習体制も整っており、安心して受検できます。
スキルアップが、将来の自信に繋がり、多くの企業からの信頼を得ています。
大人しそうな印象のO君でしたが、1年生から積極的に資格取得にチャレンジすることで、数多くの資格に合格し、積極性もでてきました。国家資格も数多く取得し、念願だった地元優良企業の安田工業株式会社に就職することが出来ました。
目標を達成できた要因として、1年生の後半で、就職先の具体的な目標を持ったこと。3年間で豊かな人間性と様々なスキルを身につけたO君。安田工業で更なる進化を期待しています。山陽高校はこれからも君達を応援しています。
中学時代にウエートリフティング競技を始め、入学後も厳しい練習に耐え、3年生では、選抜大会、インターハイ、国体と高校3冠を達成したH君。
学業では全国第1位の成績で機械製図検定特別表彰を受賞。見事4冠を達成。その他、資格取得にも積極的にチャレンジし、たくさんの資格を取得しました。
将来は、ウエートリフティング競技でオリンピック出場を目標にしているH君。大きな目標達成のため、大学進学で更なる飛躍を心から祈っています。頑張れH君！！
2020年度データ
工業・機械
各分野のプロが、ものづくりの基礎・基本から、工業人としての心構えを伝授します。確かな技術や技能、指導力のあるスタッフが揃っているのが自慢です。心の通った技術者・技能者を育てます。
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| 進学先 |
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機械科について
開催が決定次第お知らせします。
〒719-0252 岡山県浅口市鴨方町六条院中2069
TEL: 0865-44-3100 FAX: 0865-44-6626
E-MAIL: info@okayama-sanyo-hs.ed.jp
©Okayama Sanyo High School All Right Reserved.
機械科は別名『資格のデパート』とも言われます。3年間で様々な資格を取得でき、補習体制も整っていますので安心です。
2024年4月21日(日)
2024年4月18日(木)