- 朝礼、終礼、授業前後の挨拶指導を通じ、挨拶、身だしなみがきちんとできる人を育てます。
- 日々の授業や実習を通じ、自分の目標を定め、それを実現するために
必要な能力を持った人を育てます。 - 全員が受講する空手道の授業を通じ、健康な身体と強い精神力を持った人を育てます。
- 桃太郎アドベンチャー、教育キャンプ、体育祭などを通じ、集団、社会の中で
自分の持ち味を発揮できる人を育てます。 - マイスター・スクールを通じ、一生涯、前向きな好奇心を持ち続ける人を育てます。
- 式典や芸術文化活動を通じ、日本の伝統と文化を愛する人を育てます。
おかやま山陽高校は、生徒一人ひとりのありのままを受け入れ、その生徒がなにを一番必要としているかを判断し、それを提供することを最大限に努力することを約束します。
教育方針
以上の方針は、本校建学以来一貫して変わらぬ教育の精神である。 戦前はもちろん、戦中・戦後にあっても、いささかの修正もなかった。 時代の変遷とともにその具体的表現には多少の強弱はあったが、その根底には変化なく、今後も改廃されることはない。
校章の由来
大正13年に創立された本学園が、昭和23年、新制の高等学校となったときに決定したものが現在の校章である。この校章の外側の花模様の枠は、創設者の功労を讃えて原田林市先生の家紋の花菱を用いている。その内側に同心的に形どったものは松の葉の図案化で、変わらぬ信念と生々発展する松の生命のたくましさを示している。 風雪に耐えて生き抜いて行く「自律創生」と、自らの信じる道をあきらめない「信念貫徹」、そして校章全体から感じられるまろやかな暖かさに「共存共栄」の願いがこめられている。
生石(地名)の由来
おかやま山陽高校の所在する土地は古くから生石(おんじ)と呼ばれる。 これは昔、狩りをするためにこの地を訪れた岡山城の殿様が蹲(つくばい:手を洗う水をためる石でできた容器)に最適な石を見つけ、後楽園に持ち帰ったところ、その石が毎夜「おんじへいのう(帰ろう)」と泣くので刀で切りつけたところ、切り口から真っ赤な血が流れ、「この石は生きている」と元の場所に戻したという逸話から来ている。 この石は「おんじのう様」と呼ばれ、現在もおかやま山陽高校の創立者の屋敷の一角に安置されている。 戦時中は戦争へ行った人が無事に帰ってくることを祈る参拝者でにぎわったという。