3月14日（月）調理科2年生の特別時間割授業で、イタリア料理の実習を行いました。講師は、備前市日生にある「頭島レストラン　クチーナ　テラダ」の寺田真紀夫オーナーシェフです。
　「頭島レストラン　クチーナ　テラダ」は瀬戸内海の海の幸を使用した料理を提供されているレストランで、“ミシュランガイド京都大阪+岡山2021”では、岡山県で唯一一ツ星とグリーンスターを獲得されたお店でもあります。また、予約は1日に2組（昼夜1組ずつ）のみと、予約の取りにくい、普段なかなか行くことのできないお店です。今回は、様々な方のご協力で寺田シェフに授業をしていただけることになりました。今日の実習には、マスコミの方にも来ていただき、その注目度の高さを再認識しました。

　メニューは、“瀬戸内海産マダイ　牛窓産マッシュルームとハーブのソース”“瀬戸内海産ハマチ　サルサ・ヴェルデ”の2品です。今回は、地元瀬戸内海で獲れる2種の魚料理を教えていただきました。
　生徒たちは初めての本格的な洋食の実習で、これまで見たことのないハーブやスパイスに触れ、とても楽しそうな様子でした。3年生になって始まるフランス料理の実習もより一層楽しみになったのではないかと思います。
　
　通常の学校の調理実習では、イタリア料理の授業は行っていませんが、進路希望でイタリア料理を希望する生徒は多いのが現状です。特別講座という形ではありますが、このようにとても貴重な機会をいただけたことに感謝し、今日の学びをこれからに生かしていってもらいたいと思います。
　
　寺田シェフ、本日は誠にありがとうございました。