こんにちは。製菓科です。
   スイーツだより第２回は、５月２４日（月）に行われた２年生の洋菓子実習の様子をお伝えします。

   今回は、チェリーを使ったタルトを作りました。
　パートシュクレ（タルト生地）を型に敷き込み、クレームダマンド（アーモンドのクリーム）とクレームパティシエールを混ぜ合わせたものを絞り入れ、チェリーをバランスよく並べてオーブンで焼きます。
　サクサクのタルト生地としっとりとしたクリームの絶妙な食感とチェリーの酸味がとてもよく合います。

タルト生地を敷き込んでいます。洋菓子講師　竹内先生の指導にも熱が入ります。

クリームを絞り入れ、チェリーをきれいに並べます。

焼き上がりがとても楽しみです。

美味しそうに焼き上がりました。


　タルトには、型に敷いたタルト生地にクリームを絞り、フルーツやナッツなどを並べて一緒に焼成するものと、タルト生地だけを空焼きした後にクレームパティシエールを絞り、フレッシュフルーツなどを飾るものがあります。使用するフルーツやナッツによって、さまざまな味や風味、食感などが楽しめるスイーツです。
　
　生徒はタルト生地を薄くのばし、敷きこむ作業に悪戦苦闘をしていました。タルト生地にはバターがたっぷり入っているため、手の熱でどんどん生地がやわらかくなってしまうのです。
　丁寧に扱いながらも手早く作業を進めることの難しさを体感したようです。苦労した分、美味しそうに焼きあがったタルトにとても満足した様子でした。