スクールニュース

2019年06月05日

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令和元年 第96回創立記念式典
令和元年 第96回創立記念式典


  6月5日(水)  第96回創立記念式典が行われました。
開式、国歌斉唱、学園関係物故者への黙祷の後、学園創設者の原田林市先生、二代目校長の原田雄次先生、三代目校長の原田三代治先生の遺声が流され、校長先生の式辞と続きました。
  校長先生は、おかやま山陽高校の沿革について次のことを話されました。
  創設者林市先生は、私学でしか出来ないことを実現するために、岡山県生石高等女学校を設立し、現在唱和されている校訓もこの時に作られたものであること。二代目雄次先生は、第一次、第二次世界大戦復興のために土木科、建築科を設置された。三代目三代治先生は、瀬戸大橋時代への対応で調理科、車時代の到来で自動車科、そしてスポーツコース、音楽コース、機械科、資格専門コース、製菓科を時代に対応するために設置して、他私学ではなかなか見られない本校おかやま山陽高校の特色となっている多くの学科、コースを作られたこと、そしてキャッチコピーとなっている「持ち味を生かす」を考えられたことなど、おかやま山陽高校の興味深い歴史を話されました。
  そして、素晴らしいおかやま山陽高校を作ってきた先人のことを踏まえた上で、先輩、後輩、同級生、みんなで助け合っていけるようになって欲しい、おかやま山陽高校のスタッフとなってくれれば嬉しいと話されて式辞を締めくくられました。
  その後、来賓の同窓会長 灰佐英児様、保護者会会長佐藤守彦様の紹介、校訓唱和、校歌斉唱で式典を終了しました。

  引き続き、記念講演が行われ、平成16年度自動車科卒業生の日産サティオ岡山 中庄店工場長兼副店長の 和田祐一様による 「唯一無二のオリジナル 誇れば誰もがきっと星になる  ~たくさんの経験がいつか花を咲かせる」が行われました。
  和田様は、自動車科で初の話題作となった水陸両用車、ヘルベンダーを製作したチームの方です。中学時代にゲームで日産車が好きになり、職場体験で整備に興味を持ち、オープンスクールで自動車科、自動車整備部を知っておかやま山陽高校に入学されました。高校時代のこと、就職後の事をいろいろ話され、その自身の経験による、やりたい事をあきらめずに続けていけば道が開ける。チャンスを逃してはいけない、逃すと二度とチャンスが来ないかもしれない、出来るかどうかわからないけれど、挑戦することが大事であることを話され、卒業生の生の声として在校生に多くの共感を与えてくれました。
  講演の後、生徒代表による感謝の花束とともに、応援歌、先輩フレーフレーコールを贈って講演会の終了となりました。

 

令和元年 第96回創立記念式典
令和元年 第96回創立記念式典
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