スクールニュース

2021年12月23日

スクールニュース

令和3年度第2学期終業式

 12月23日(木)、令和3年度第2学期終業式を行いました。生徒同士の距離を十分に取り、私語を避けることを徹底した上で、全校生徒がアリーナに集まって実施しました。
 以下、校長先生の講話内容です。

 2021年がまもなく終わります。今年を振り返ると、我慢と工夫の一年だったように思います。できないことをできないままにするのではなく、「だったらこうしてみたら」を合言葉に、できる限りの挑戦をした人も多かったのではないでしょうか。
 新型コロナウイルスは、秋ごろから一旦落ち着きを見せていますが、最近新たな変異株が発見されています。これに対して、「また流行するのか」と落胆する反応ももちろんありますが、「これでまた一つ次の段階に進んだ」と考える人もいます。ウイルスとは変異を繰り返すものです。もちろん安心はできませんが、いつかウイルスの克服、もしくは共存できる日がくると信じています。
 ここで二つ、昔の言葉を紹介します。
 一つ目は、「木を植えるのに一番いいのは20年前だ。二番目にいいのは今日だ」という言葉です。これはアメリカの投資家の言葉ですが、いろいろな場面に応用ができる言葉だと思います。「あの時やっておけば」と後悔することがないように、何か始めるタイミングは今日が一番早いのです。
 二つ目は、元米大統領リンカーンの言葉で「屋根を修理するなら、晴れた日にしよう」というものです。雨が降ってから屋根の破れを修理していては遅いのです。事前の備えを大切にして、さまざまなことに挑戦してほしいと思います。
 状況は日々変わりますが、今までできなかったこと、手をつけていなかったことをやってみるタイミングを逃さないようにしてください。
 明日から18日間の長い冬休みが始まります。自分の行動に責任を持ち、健康管理に気を付けて、しっかりとやすみを楽しんでください。1月11日の始業式にまた皆さんに会えることを楽しみにしています。よいお年をお迎えください。

 終業式に合わせて、表彰伝達式と生徒会任命式が執り行われました。
 第3学期始業式は1月11日(火)です。有意義な冬休みを過ごしてください。新年に元気いっぱい登校してくれるのを待っています。