２月２６日(金)　６０周年記念館にて第７３回卒業証書授与式が挙行されました。あいにくの雨模様となりましたが、３年間の締めくくりとなる大事な日。いつもと違う少し緊張した表情の人も多かったようです。
　保護者が見守る中、３年生が入場し、開会の辞、国歌斉唱の後、卒業証書授与が行われました。科、コースごとに代表が卒業証書を受け取っていきました。
　校長先生は、車椅子で精神科医の友人のことを話されました。ＳＥを目指したが、身体の関係で断念を余儀なくされたものの、医師で活躍できることがわかり、努力の末、自分のクリニックを持つ事が出来たそうです。一年前の下町ロケットの植松社長の話を思い出して下さい。「どうせ無理 と言う言葉をこの世からなくそう、代わりに、だったらこうしてみよう を合い言葉にしよう」でした。　難しい局面で、どうせ無理、と思ったら終わりです。しかし、だったらこうしよう、と考えれば終わりません。そして努力と工夫でいつか勝利する。粘り強く頑張って下さい。
　そしてこれから色々なことが起こると思います。その時はおかやま山陽高校に帰ってきて報告をして下さい。私達はいつまでもここで待っています。
と式辞を話されました。
　その後、来賓・祝電紹介に続き、在校生代表から送辞が送られ、卒業生代表から答辞がされました。そして蛍の光の斉唱、保護者代表から心のこもった謝辞、そして校歌斉唱で卒業式が終了しました。

　これからの卒業生の皆様の益々のご活躍を祈念しています。