2014年03月12日
学科・コース
【自動車科】課題研究 「F3復活計画」 その4 完結編
F3復活計画 その4「完結編」です。
この課題研究を行っているのが3年生、授業は1月31日で終了となります。
しかも、この最終日の6時間目(最終時間)が課題研究となり感慨一入です。
さて、作業はというと、エンジン班はトランスミッションをエンジンに結合させ、余分な配線類をきれいに整理しながら、順調に組み上げています。
ボディー班はパーツ数が多いため、かなり手こずっています。
「ノーズがまだ残っとる…。」
「サフなら、すぐ乾く!」
「そっちあげてー!」
と、最後まで予断の許せない状況。
最終組み付けは、エンジン班もボディー班も一丸となり、各パーツがF3に組み付けられていきました。
そして、ついに組み付け完了!
最後は記念撮影を行いました。
以下は、生徒たちの感想です。
「ずっと手の付けられていなかったF3が自分たちの課題研究で再びエンジンがかかり、感動しました。ボディーは何とかサフェーサまでたどり着き、達成感がありました。」
「2学期終わりからF3の実習が始まって、本当に動くようになるのだろうか、と思いながら作業してきましたが、エンジンがかかった瞬間は本当に感動しました。」
「思うように作業が進まないことだらけだったが、その中で仲間と協力することの大切さに気付くことができた。」
「作業が進むにつれ、完成と卒業が近づいていることを感じながら作業をしました。とても良い思い出になった。」
「完成後、記念写真を撮った時に、もうこのクラスで授業を受けることはないのかと、思った。3年間が本当に早かった。」
「このF3の続きを後輩に託すのが、本当は悔しい(走行・塗装など最後まで完成させたかった)が、後輩たちが完成させてくれるのが楽しみ。」
「電装関係は、配線図を見てもお手上げでした。岡自大でもっと勉強したい。」
「3年間の実習の中で、一番楽しかったです。」
この『F3復活計画』本当の完成まではたどり着けていませんが、彼らの思いを後輩たちが引き受けてくれることでしょう。このF3は来年度のオープンスクールで展示いたしますので、この生徒たち(自動車科27期生)の奮闘ぶりをぜひとも見てやってください。
来年度、「F3復活計画 シーズン2」につづきます。
(後輩たちの活躍に乞うご期待!)