学科・コース

2018年08月02日

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【自動車科】若年者ものづくり競技大会出場 ~ちょっとその前に~

小松駅前の小松製作所旧本社敷地に展示されている『930E』

小松駅前の小松製作所旧本社敷地に展示されている『930E』

若年者ものづくり競技大会出場 ~ちょっとその前に~

8月2日(木)に石川県の小松市で若年者ものづくり競技大会が開催されました。
石川県の小松市と言えば、現在重機等で有名な「コマツ」こと小松製作所の発祥の地でもあります。
 
この巨大なオフロードダンプ『930E』は全福8.69m、全長15.32m、全高7.32m、車体重量202t、最大積載量297t、最高速度64.5㎞/hと度肝を抜かれるサイズです。タイヤだけでも3.82mあり、大型バスの高さと同じくらいあります。(南米のチリで実際に使われていたものらしいです)
 

このタイヤ1本で約80t(スペースシャトル1機分)まで支えられるそうです。

しかし、ただ大きいだけではないんです。このトラックにはAHS(無人ダンプトラック運行システム)が搭載されており、GPSやミリ波レーダーなどを駆使して、過酷な現場でも無人で安全に活動できるようになっています。
 
しかもそれだけではないんです。なんとこの車、モーターで走るようになっています。
16気筒、排気量60000㏄、2700馬力の大きなエンジンで発電して、ホイールに取り付けられたモーターを駆動して走ります。(このような駆動方式をシリーズ・ハイブリッドといいます。)
 
日本でこの車両は使用されていませんが、世界にはこんな規格の車が使われているんですね、やはり日本の『ものづくり』はスゴイと感じた日になりました。