おかやま山陽高等学校 | Okayama Sanyo High School

2026.02.12総合進学コース

3年間の集大成。保育系1期生6名が魅せた、最高のステージ

ステージの幕が降りた瞬間、会場を包んだ拍手と、6人の晴れやかな表情が今も目に焼き付いています。

総合進学コースコース保育系1期生6名による、最初で最後の発表会。

 

午前は、実習でお世話になった六条院こども園の園児を招待してのパフォーマンス。

午後は、後輩や保護者、お世話になった先生方を招いてのパフォーマンスとなりました。

 

一人一人が主役となり、この高校3年間の成長が凝縮された、素晴らしい時間でした。

思い返せば3年前、まだ何も形がなかったこのコースに、一歩を踏み出してくれたのが皆さんでした。

前身でもある資格専門コース福祉保育系の姿を追いながらも、人数の違いやできることの量などから

迷い、悩み、時にはぶつかり合いながらも、皆さんは常に「想いを伝えること」をテーマに、一つひとつの課題に真摯に向き合ってきました。

「伝えようとしなければ伝えたいことなど何も伝わらないこと」

伝えることの難しさを感じながらも、保護者、クラスメイト、後輩、担任、お世話になった先生方へ

今できる想いを伝えることができたと思います。

しっかりと想いは伝わりましたよ。大成功です。よく頑張りました。そしてその想いは連鎖してくのです。

 

 

ここから先は、3年間を共に駆け抜けた担任からのメッセージです。

総合進学コース保育系1期生の卒業発表会が行われました。

会場に流れ始めたピアノの音色と、手遊びの優しいリズム。その瞬間から、これまでの3年間が一気によみがえってきました。

ブラックシアターでは「六人の小人」。

構成を考え、絵を描き、声を吹き込み、音声を録音する――

そのすべてを、生徒たちは自分たちの力で作り上げました。

思い通りにいかず、悩み、立ち止まった日もあったはずです。それでも投げ出さず、仲間と支え合いながら形にしていく姿は、まさに保育者を志す生徒たちそのものでした。

前日のリハーサルから内容が変更され、本番では「シンデレラ」が担任の名前に。

好きなものまで担任の趣味に変わっており、思わず笑ってしまいましたが、その裏には「先生に届けたい」という想いが込められていることが、痛いほど伝わってきました。

オープニングムービーには、制作に取り組む日々の様子が映し出されていました。

そこに映るのは、完成した作品よりも、何度も話し合い、失敗し、それでも笑い合いながら前に進む姿。

「大変だった」という言葉を一度も口にせず、楽しそうに取り組むその姿に、胸がいっぱいになりました。

発表の最後には、これまで支えてくださった保護者の皆さまへの感謝、そして制作や発表を支えてきた先生方への感謝の言葉がありました。

自分たちの言葉で、まっすぐに想いを伝える姿に、担任は涙をこらえることができませんでした。

3年間、そばで見続けてきた生徒たち。

入学当初は不安そうだった表情が、今では自信に満ちた表情へと変わりました。

その成長を目の前で感じられたことは、担任として何よりの幸せです。

卒業が近づき、別れを思うと胸が締め付けられる思いですが、

この発表会は「旅立ち」ではなく、「歩き出す準備」なのだと感じています。

最後のその日まで、そしてその先も、ずっと応援しています。

 

 

これからそれぞれの道を歩み始める1期生6名の未来が、今日見たステージのように輝かしいものであることを、心より願っています。

3年間、本当によく頑張りました。お疲れ様でした。