おかやま山陽高等学校 | Okayama Sanyo High School

2026.07.05総合進学コース

【普通科 総合進学コース】オープンスクール 〜(保育・チャレンジ進学)〜

7月4日(土)、5日(日)第1回オープンスクール

体験授業:理科

「雲と雨のひみつ 〜実験で解き明かす原理の面白さ〜」

今回の理科体験授業では、身近な材料を使ってペットボトルの中に「雲」を再現する実験を行いました。参加した中学生のなかには、「ボトルを開けると白くなる」という現象自体を知っている生徒もいましたが、その科学的な原理までは未知の領域でした。

そこで今回は、単に実験を見るだけでなく、「白く見せるためのちりとは?」「ボトル内を上空の気圧にするには?」と、現象の裏側にある理論をステップごとに紐解いていきました。高校生たちがサポート役として中学生に寄り添い、共に考察を深める姿が印象的でした。

気圧と温度の関係、そして水の状態変化といった『断熱膨張』の仕組み。知っている知識を深め、「なぜ?」を論理的に解き明かしていくプロセスこそ、本校が大切にする高校理科の醍醐味です。今回の体験が、参加してくれた皆さんの探究心に火をつけるきっかけとなれば幸いです。

体験授業:数学

「身の回りから考える“正しい選び方”」

数学は計算のためだけの学問ではありません。今回の授業では「え、これも数学?」という驚きを通じ、数学が私たちの生活を豊かにし、より良い選択をするための「力」であることを体感してもらいました。

「1円を30日間毎日2倍にする」という問いから始まり、直感を超えた数字の威力に触れたほか、買い物の割引計算など身近な題材を扱いました。特に盛り上がったのは、確率の直感と現実の違いを検証する「モンティ・ホール問題」や「誕生日の不思議」。実験を通じて直感が覆る瞬間、会場には大きな歓声が上がりました。

「考え方一つで、世界の見え方は変わる」。本校の普通科総合進学コースでは、これからも単なる暗記ではない、日常を彩る「生きた数学」の楽しさを伝えていきます。

体験授業:保育基礎

「子どもが描く絵から学ぶ、心の視点」

保育基礎の授業では、あえて非利き手を使ったり、描き方に制限を加えたりして、表現することの難しさと楽しさを体験していただきました。

大人は経験を積むことで物事を論理的に理解しますが、子どもたちは目の前の事象を「心のまま」に感じ取っています。私たちがいつしか忘れてしまった、言葉にならない直感や違和感——そうした純粋な「なんとなく」という感覚を、もう一度思い出してみる試みです。

「この世界は〇と△と□でできている」。複雑になった大人たちの視点を、子どもと同じシンプルな図形に置き換えてみる。そうして見えてくるのは、子どもたちが惹かれるモノには必ず「丸(〇)」が隠れているという事実です。

複雑な社会において、子どもの世界に寄り添う感性を持つことは、保育士にとって何よりの武器となります。子どもたちの視点に立ち、共に世界を感じられる保育士を目指して、これからも学びを深めていきましょう。

体験授業:保育音楽

「指先から奏でる笑顔のハーモニー」

保育音楽の授業では、「笑顔」をテーマに、音楽を通して心を通わせる表現を体験していただきました。

授業の前半は、ピアノや楽器演奏の基本となる「指の使い方」を学びました。慣れない動きに戸惑いながらも、指先一つひとつに意識を集中させることで、音がより豊かに響くことを実感してもらえたのではないでしょうか。

後半は、七夕の時期に合わせた童謡『たなばたさま』を用いて、ただ楽譜を追うだけではない「心を込めた表現」に挑戦しました。子どもたちの前で音楽を奏でる際、最も大切なのは演奏技術そのものよりも、奏者自身が心から楽しむ「笑顔」です。その笑顔が子どもたちに伝わり、安心感や楽しさというハーモニーを生み出します。

音楽は、言葉を交わさずとも子どもたちと心を通わせることができる大切なツールです。今回の授業を通じて、保育現場で音楽を活用する楽しさと、温かい雰囲気作りの大切さを感じ取っていただけたなら嬉しく思います。

今回の体験が、皆さんの進路選択のヒントになれば幸いです。また別の講座でも、皆さんの好奇心に触れられることを楽しみにしています。次のオープンスクールでお会いしましょう。

第1回オープンスクール
7/4(土)・7/5(日)
申し込みは
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