おかやま山陽高等学校 | Okayama Sanyo High School

2013.07.01硬式野球

監督のぼやき・・・3 「五感、自然の力、感じる力」

色んな方からお電話やメールをいただきシリーズ化することになりました。8年間もお会いしてなかった、ボーイズリーグ監督時代の先輩監督やインドネシアの友達など、遠い岡山での活動を応援していただけることに、涙が出そうになったと同時にインターネット社会を実感しました。
今回は、空いた時間に見に行った少年野球の一コマです。試合中、当番のお母さんが、おしぼりとお茶を選手に手渡していました。その光景自体、おかしいと思いましたが、挙句の果てに、ありがとうすら言わずに受け取る選手達。大丈夫ですか!ありがとうと言えないのは、当たり前だと思っているから。見返りを求めているわけではない、親の愛情でしょうが、この場面で必要でしょうか?喉が渇けば、自分で飲めばいい。ただ、それだけ。
アイシングは、小学生でも、行っています。本当に必要なのでしょうか? 高校生でも、たった20~30球投げて、アイシングする選手もいます。(内野ノックで、同じぐらい投げてもしませんが・・・) 例えば、携帯電話の充電を、こまめにし過ぎてバッテリーが弱くなった経験ありませんか?(今のは、ならないそうですが) 骨折しても子供は、大人の倍近くのスピードで治るそうです。過度の外部からのケアは、その子供自身が持つ自然治癒力が、弱くなるそうです。おしぼりやお茶も同じかもしれません。必要以上の手助けは、子供の生きる力を弱くするかもしれませんね。バランスのとれた食事・睡眠、自分の手で体をつくりましょう!
賞味期限、消費期限の付いた食品も同じでしょう。それを見て、食べられないと判断しますが、本来は見た目、臭い、口に入れた時の感覚で、わかるでしょう。五感が鈍くなる、原因でしょう。途上国に、そんなラベルはありません。何かの雑誌で、一流の日本のモデルさんが、この賞味期限の同じような話をしていたのに感動しました。この人は1年間世界の途上国を旅をしたそうです。五感や六感を研ぎ澄ますために・・・。一流のモデルは、見た目を綺麗にすることより、内部を磨くそうです。私のような、下衆な人間の先入観は大間違いでした。確か、中鉢明子さんだったような・・・。強くなりましょう!当たり前ではなく、有り難しことを理解しましょう!

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