おかやま山陽高等学校 | Okayama Sanyo High School

2013.07.01硬式野球

監督のぼやき・・・1 「野球の原点」

~私の野球の原点は、人数、場所(田んぼの跡)、ベースは石や木の根っこ、人数が割り切れない時や上手い子が一つのチームにかたまってしまえば、上級生が良い塩梅にチームを分けなおす、もしくはハンデをつけるというような、お粗末ながらも自分達でやる野球でした。・・・けど楽しかったです。
そんな光景を見ることは皆無に等しく、都会では、野球をする場所もなく、走り回ることすらままならない現代。テレビゲームや携帯に夢中になる少年達(自分の意志でできるから)。プロ野球中継に見向きもしない、野球少年達。
その一方でJリーグは、野球界の問題であった、指導者ライセンス制度、各カテゴリーによる代表チーム編成、中学校野球のような複数リーグの存在を反面教師としてとらえ、100年先を見越しての普及計画を立て進めている。国連加盟国より、FIFA(国際サッカー連盟)の加盟国数の方が多い現状を知らない多くの日本の野球関係者。IBAF(国際野球連盟)の加盟国は120か国であるが、その殆どはバルセロナ五輪以降にメダル種目にするために、多くの国に無理矢理 加盟させただけで、実際にまともに野球が存在しているのは40か国未満(リーグがあるのは70か国程度)である現実を知らない日本の野球関係者。
このままでは戦前・戦中・戦後と、数字には換算できないぐらいの経済効果と感度を与えてくれた野球が廃れていくことは明らかです。こういった現実に危機感を感じている人は何人いるのでしょうか? また、この危機を乗り越えるために何人の人間が動いているのでしょうか? 世界の野球の普及することが、日本の野球の更なる発展につながります。もともとアメリカに紹介されたスポーツです。その楽しみを、日本人が今度は人に伝えるのが使命だと思います。
日本の高校野球や少年野球が大人(?)を中心に異常なまでに加熱しています。みなさん、野球が好きなんだとおもいます。そんなに、好きなことならば世界中の人に教えてあげましょう!もっと楽しくなるはずです。サッカーが、すごいところは世界中の国やクラブ単位で戦うからです!今度は、野球界がサッカー界を見習うべきです。
そのために我が部では地道ながらも、活動を続けています。そういったことを一人でも多くの方々に知っていただくためにも、勝たなくてはなりません。勝って、甲子園に行き、そういったことの重要性を伝えなくてはなりません。山陽が勝てば勝つほど、世界に野球が普及すると言われるようになりたいです。
ただ、良い選手が集まって勝つ、運が良くて勝つ、凄い投手がいて勝つではなく、世界の野球のために、未来の野球界のために勝つのです。この大きな地球で18.44mを150km/hで投げるからエライ、120m飛ばすからスゴイのではないのです。 30年先、100年先の世界の野球界のために、戦う集団の方が、凄いことだと思います。幕末に活躍した高杉晋作は、将来の日本のために、たったの30人余りで倒幕につながる、藩内のクーデタを起こしました。やれば、できると思います。万が一、我々が形にできなくても、どこかのチームがその意志を繋いでくれると信じています。
地球上のボール競技で、唯一人が得点になり、守備の時は全員で守る社会性とバッターボックスの中では、自分一人で立ち向かう個人性の両面を持つ、戦後の復興の一つの象徴、そして日本の文化となったこの素晴らしいスポーツを伝える人材の供給地にします~

次回オープンスクール
7/6(土)・7/7(日)
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