6月8日（水）調理科3年生が中国料理の調理実習を行いました。メニューは、「中国風お刺身サラダ」「鰻とにんにくの醤油煮込み」「マーボー茄子」です。
　中国料理では、野菜や肉、魚などをさっと油にくぐらせる「油通し」という下ごしらえを行います。野菜の色を鮮やかに仕上げたり、食感を良くしたり、表面を固めて素材のうま味を閉じ込めたりするのが目的です。食材によっても油通しの温度は異なりますが、このひと手間によって味が大きく左右されます。
　今日の実習で使用した鰻や茄子などは比較的高めの温度で油通しをしています。油の適温を見極めるのは、意外と難しく、生徒たちが苦労している点でもあります。
　中国料理ならではの技法ですが、しっかりとマスターしていきたいと思います。