６月３日（金）、第99回創立記念式典が行われました。
　新型コロナウイルス感染症予防の観点から、参列は２、３年生のみとし、１年生は各ＨＲ教室から動画配信を見るというかたちでの参加となりました。
　
　式では学園関係物故者への黙祷の後、学園創設者の原田林市先生、二代目校長の原田雄次先生、三代目校長の原田三代治先生の遺声が放送されました。
　以下、校長先生の式辞です。
 
　本日はおかやま山陽高校の99回目の誕生日です。本校のような私立学校が生まれる背景には、それを作ろうとした人の思いがあります。
　科やコースの移り変わりは様々にありますが、その根底にあるのは学園創設者、原田林市先生の「私立でなければできない教育」という精神です。また、それぞれの科やコースを卒業し、現場で今まさに活躍している皆さんの先輩方もさまざまな場面で力を添えてくれています。
　本校は、来年度100周年を迎えるのを機に、新たな一歩を踏み出します。現在の普通科進学コースは「特進コース」に、普通科資格専門コースからはビューティ系が独立し、「総合進学コース」ではスポーツ分野、福祉分野、チャレンジ進学分野に分かれて進路の実現を図ります。そして、新たに「ＩＴコース」を設置することとなりました。
　このように変化する部分は多くありますが、今在籍している皆さんに関しては、入学時に選択されたカリキュラム通りに、資格取得や進路選択ができますから、安心してください。
　この創立記念日という節目の日に際して、今皆さんが過ごしているこの学び舎を「信念のもとに作り上げた人」がいたことを知って欲しいと心から思います。皆さんのこれからの学校生活が、充実した素晴らしいものになることを願って、祝辞とします。