機械科では、毎年この時期に就職後即戦力となる人材になるため、技能講習に取り組んでいます。技能講習とは、日本の労働現場において、危険有害な作業を行うに当たり、必要な資格を取得するために受講しなければいけないものです。
７月２１日（火）、２２日（水）の２班に分かれ、機械科２年生２９名の生徒が玉掛け技能講習を受講しました。重い荷を釣り上げるのにクレーンが使われますが、今では建設工事だけでなく、色々な作業で使われています。このクレーンのフックに、荷を掛けたり、外したりする作業を玉掛けといいます。
この技能講習は難易度が高く、毎年９０％以上の合格を誇るものの受講者全員が合格する年はありませんでした。しかし、今年度は受講者全員が合格という素晴らしい結果を残してくれました。この結果は、生徒が何事にも日々誠実に取り組んでいる姿そのものを表しているのだと思います。