2020年01月28日
学科・コース
【調理科】調理実習:日本料理【調理科2年生】
1月28日(火)調理科2年生が日本料理の実習を行いました。学年の締めくくりの3学期に入り、調理実習の難易度も上がっています。
今回は、「河豚(ふぐ)料理」の実習を行いました。皆さんもご存じの通り、ふぐは猛毒を持っています。調理をするには、都道府県ごとに定められたふぐ取扱資格を持っていなければなりません。日本料理の講師である山本先生はもちろんのこと、調理科長の先生もふぐ取扱の免許を持っています。
実は、ふぐには3枚もの皮があります。身についている薄皮が「身皮(みかわ)」、その外側にあるのが「とうとうみ」、一番外側にあるのが「鮫皮(さめかわ)」と呼ばれる皮です。この鮫皮の表面には、ザラザラとしたトゲがあり、そのトゲを薄くそぎ取る作業が一番難しいです。生徒たちもとても苦戦していました。
ふぐはとても貴重で高価な食材ですが、自分でさばいたふぐを食べることのできる機会など滅多にありません。初めてふぐを食べたという生徒も多かったようです。とても貴重な体験となりました。