2019年08月01日
学科・コース
【自動車科】若年者ものづくり競技大会 入賞!!
7月31日(水)・8月1日(木)に福岡県で開催された
第14回若年者ものづくり競技大会「自動車整備」職種において、
自動車科3年生の佐々木 晶理君が敢闘賞を受賞しました。
この大会は、20歳未満の職業能力開発施設または工業高等学校などで技能を習得している人が対象の競技大会です。
第14回目となる今回は「自動車整備」職種に26名の参加がありました。
競技課題は6つ、各35分ずつの競技です。
この競技課題は、日産ラフェスタMR20DEエンジンのバルブ・クリアランス(すき間)を測定する作業でした。
測定精度が求められるので、慎重に時間配分しながら測定を行っていました。
この競技課題は、日産オッティ用F5M12型マニュアルトランスアクスルの分解点検です。
マニュアルを確認しながら、間違って組み付けられていないか見つけ出していきます。
この競技課題は、ホンダ・フィット(GE6)のブレーキ点検整備です。
フロントはディスク式で、ブレーキ・パッド交換やディスクの振れなどの測定がありました。
リヤはドラム式で、ブレーキ・シューの脱着作業等がありました。
トヨタ86(ZN6)のサスペンション、ステアリング点検整備です。
ストラットやタイロッド・エンドの脱着作業などがありました。
エンジン故障探究や電気装置故障診断は残念ながら非公開でした。
競技を行う選手にいつも言っていることなのですが、
競技大会ではあるけれど「お客様のお車を整備するように」と伝えています。
制限時間内に難しい課題をこなしていかなければならないのですが、
あせって雑な作業になってしまうと、ミスが出たりお客様が二度と来店して頂けなくなったりしてしまいます。
今回佐々木君は、普段の実習と同じように、丁寧で確実な作業を心掛けて
競技に臨んでくれました。
見ていて安心感の持てる作業でした。
彼らの様に、一人でも多くの若者が自動車整備士を目指してほしいと強く感じました。