学科・コース

2019年05月19日

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【自動車科】第22回岡山県自動車整備技能競技大会 高校生の部 

会場前にて

会場前にて

競技中

競技中

専門学校の部には自動車科OBが出場

専門学校の部には自動車科OBが出場

5月19日(日)に岡山県自動車整備振興会主催の第22回自動車整備技能競技大会へ出場しました。

今大会は自動車整備士の技能について競い合う大会で、昭和52年から2年に1度開催されてきましたが、今までは現場の第一線で活躍している大人の整備士のみの大会でした。しかし、近年の自動車の安全装置等の発展に伴い自動車整備士全体のスキルアップが求められていることや、早い段階でのプロの整備士育成が必要となってきているため、前回から一般部門に加え専門学生部門、高校生部門が開かれました。


今回は自動車科3年生の、佐々木晶理君と中島稜哉君が出場しました。
競技の内容は日常点検と故障探究作業です。

競技を進めていくうちに、課題である故障が見つかりました。パソコンで回路図を見て、不具合のある部品を点検しながら探していきます。
点検表や作業報告書を記入したり、不具合部品を交換する際に部品伝票を記入したりと実際の整備会社のように課題を進めていきます。
不慣れな環境、大勢の人たちに見られながらの競技だったのでとても緊張していたと思いますが、落ち着いて作業をこなしていきました。

午後からは一般の部がありプロの整備士の作業風景を見ることができました。生徒達も間近で見るプロの作業に食い入るように見ていました。
点検の手順、お互いの声の掛け合い、作業分担などとても効率的に作業を進めていく姿を見て、自分たちとの違いを意識させられました。
作業を見て彼らにとってとても良い経験になると思います。

大会の結果ですが、優勝はできませんでしたが、とても実りのある経験となりました。彼らの将来にとても役立つことと思います。

なお、今大会の様子が6月8日(土)の午後3:30からRSK『サタデースペシャル』にて放送予定です。よろしくお願いします。