2022年06月30日
学科・コース
【調理科】調理科✕コロナ禍における飲食業界
〇コロナ禍と飲食業界…
コロナ禍における外食自粛の動きや、度重なる営業時間短縮要請で、飲食業界は大きなダメージを受けました。休業や閉店に追い込まれる飲食店もあるなか、飲食業界で働くことへの不安を感じている人も少なくないと思います。
〇飲食業界の現状とは…
非製造業に分類される飲食業の景気はプラスに浮上したと内閣府、財務省が発表しました。3月下旬に「まん延防止等重点措置」が解除され、宿泊業や飲食業で客足が戻りつつあるためです。
実際に厚生労働省が公表しているデータによると、有効求人倍率(「仕事の数(有効求人数)」を「仕事をしたい人の数(有効求職者数)」で割った数値のこと)はコロナウイルス流行以降、年々増加しています。さらに、飲食店スタッフの有効求人倍率に注目してみてもキッチン担当、ホール担当のどちらも上昇しています。
飲食店の有効求人倍率は、コロナ禍以前の水準と比べると高くはありませんが、人手不足感が出ていることは事実です。
飲食業界の人手不足の実態は、リクルートが発表したレポートでも明らかになっています。
〇おかやま山陽高校調理科では…
コロナウイルスが流行し始めた2020年には一時的に求人数が減少しました。しかし、その後は毎年大幅に増加し、コロナ禍以前と変わらない有効求人倍率となってきています。
コロナ禍の今だからこそ、徹底した衛生管理で健康的な食事が提供できる、調理師の存在が求められているのではないでしょうか? 調理科では、社会にから必要とされる調理師を育てていきます!