7月15日（木）調理科3年生の特別時間割授業で、病院食の実習を行いました。講師は、「笠岡第一病院」調理師の丸田　洋様、栄養士の矢吹　有梨様です。
　コロナで飲食業界が苦境に立たされている一方で、病院や老健施設の給食調理現場は人手不足に陥っています。また、就職を控えた3年生の中には、就職先として病院を希望している生徒も多くいます。そのような現状を踏まえ、本校卒業生で、病院の調理師として勤務されている丸田様にご協力いただき、病院給食について学びました。
　今日のメニューは、「豆腐ハンバーグ」「酢の物」「すまし汁」です。病院食の中でも、今回は減塩食ということで、酢を使ったり、粘りのある食品を使ったりして、減塩でも美味しく食べられるという料理の工夫について教えていただきました。
　その他にも、病院食ならではの特徴についても教えていただきました。全ての食材、調味料をグラム単位で計量することや、徹底した衛生管理、温度管理など、普段の調理実習では学べない多くのことを知る機会になったと思います。
　丸田様、矢吹様、本日は誠にありがとうございました。