学科・コース

2021年04月20日

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【調理科】生間流式包丁

生間流式包丁

生間流式包丁

生間流式包丁

生間流式包丁

 4月20日(火)調理科2年生を対象に、「生間(いかま)流式包丁」を披露していただきました。令和元年度より、日本料理の専任講師としてお世話になっている山本八朗先生は、岡山県内で唯一、生間流式包丁を行うことが許されている日本料理店の三代目店主です。
 式包丁とは、平安時代から宮中でおめでたい日に行われてきた、伝統的な食の儀式です。大きなまな板に乗せた魚や鳥を、直接手を触れず、まな箸と包丁刀を使って切り分け、おめでたいものを表現した形に盛り付けます。  今日は、生徒たちに様々な波を乗り越えていってほしいという思いから、波を越える鯛を表現した式包丁を見せていただきました。
 こんなにも間近で式包丁を見ることができる機会はなかなかありません。生徒たちにとっても貴重で良い経験になったのではないでしょうか。将来、食に携わる職業に就く生徒が多い為、このような日本の伝統を知っておくのも、とても大切なことだと思います。