3学期がスタートしました！調理科3年生では、3学期初回の中国料理の調理実習が行われました。メニューは、「九層塔鮮蠔（牡蠣の唐辛子バジル風味）」「黒醋肉排（黒酢の酢豚）」「菠菜炒蛋（菠薐草と玉子の炒め）」です。
　“菠薐草”あまり馴染みのない漢字に見えますが、実は‟ほうれんそう“と読みます。ちなみに菠薐草は、アジア西部が原産で、「菠薐」はネパールの地名だそうです。日本には、16世紀頃、中国から東洋種が渡来し、明治時代に米国から西洋種も導入されたとの説があります。日本の食卓にも、とても馴染みの深い野菜ですが、日本が原産でないことに少し驚きました。このように、料理だけでなく、食材のルーツを知ることも食に関する知識を深めるために大切なことだと思います。
　さて、調理科3年生の調理実習は残りわずかとなりました。3年間様々な料理を学んできましたが、最後まで気を抜かず、3年生らしくやり遂げてほしいと思います。