１月１２日(火)　三学期の始業式が行われました。
早朝からの雪でうっすら雪化粧となりました。学校内のあちこちで普段とは違った光景がみられました。登校時も雪が舞っていたので、雪にまみれての登校となった生徒の皆さんも多かったようです。なかなか見ることの出来ない雪の趣を楽しめましたでしょうか。

　始業式は今回も生徒は教室で待機し、放送で聞くというスタイルです。
校長先生は式辞で次のように話されました。

　久々に友達の顔を見て楽しいことと思います。一方で、新型コロナウィルスの第三波が来ています。ここからが本番です。３学期にはいろいろな行事、特に３年生には卒業までの二ヶ月の間に集中してあります。県内入試もあります。協力をよろしくお願いします。
　一つ紹介したいことがあります。心理学の世界で言われていることですが「幸せというものはどのようにして得られるのか」についてです。何か分かりやすい良いことがあれば幸せですし、逆に良くないことがあれば、幸せではないとなります。「幸せというものは自分で見つけるもの」　そうすることによって幸せをより見つけやすくなるという事が最近言われています。
　どうやって日常の中で幸せを見つけるか、色々な方法があります。一つ紹介します。私も実践していますが、寝る前にその日にあったことの中で良かったことを３つ思い出すことです。些細なことで良いです。交差点にさしかかったら良いタイミングで信号が変わった、ポテトを買ったら揚げたてのものが出てきた、家族と楽しい話ができた、などの些細なものでも、１日にあったことを確認していくと幸せの実感が高くなります。
　しかし一つ注意しなくてはいけないのは、他人との比較で考えないことです。人と比べると勝ち負けとなります。場合によってはむしろ不幸せになります。人との比較でない幸せを見つけていくことが大切と言われています。
　これからも我慢しなければならない、自分をコントロールしなければならない時が続くと思います。そういう時こそ、自分で幸せを見つけるということを心掛けて、お互いに精神的に安定した生活をしていければと思っています。
　コロナ感染予防において最終的に感染の動向を左右するのは私達1人1人の行動です。それぞれ正しい、望ましい行動を冷静に考えてして下さい。