７月１９日(金)、令和最初の１学期終業式が行われました。
  校長先生の講話は情報化社会の情報についてです。
  まず新聞の読み方についてですが、世の中で起こっていることを把握するためには新聞を読み込む事が良い。しかし全ページ読んでいては時間がないので、まず全ての見出しを読み、その後気になった記事を読む。そうすると効率良く新聞が読めるとのことです。そして校長先生は気になった記事をスクラップしておいて数か月後に読み直すことにより、現在はどう動いているかなど経過を確認しているそうです。これは世の中の流れを読む、そして確認するという訓練になります。
  また、新聞の種類についてですが、地元新聞からは今地元で起こっている事が分かり、経済紙からは、これから起こるであろう展望が読み取れるので、生徒の皆さんはまずは地元紙を読んでみて下さいと問い掛けをされました。
  次に話されたのはスマフォについてです。ある新聞記者が３週間、スマフォを使わずに生活した時の話で、結果、簡単に物事を調べられずに余分な時間が掛かったり、最新情報の入手に遅れたり、仕事や友人とも支障が生まれたりしました。しかし、家族との会話の時間が生まれたり、入ってくる情報が今迄はフィルタリングにより興味の対象中心で片寄りがあったものが無くなったり、健康面でも改善されたという内容のものです。例としては少し極端なものでしたが、あらゆる事にはメリット、デメリットがあるので、よく考えて使いこなさなければならないという話をされました。
  また、始業式の時に話した、これからの時代は現金がなくなるというトピックについて、Facebookの仮想通貨リブラの登場で現実的になってきたこと。監視カメラ社会となり、安全面では向上したが、個人監視という怖い部分も出てきたことなどを話されました。
  講話の後は、吹奏楽部演奏による校歌の斉唱をおこなって終業式を終了しました。
  終業式の後は、表彰伝達式、壮行会を行い、教務課、生徒課などから夏休み諸注意がありました。
  いよいよ長い夏休みとなります。９月には元気な姿で登校出来るように充実した良い生活を送りましょう。