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2017年12月02日

能・世阿弥に学ぶ②

②離見の見。

このことわざは「自分の姿を離れた所から見ることができて、初めて自分の姿を見ることができる」 自分を客観的に見て冷静に能動的に活動しなさいという世阿弥の言葉。

世阿弥は舞台で能を舞うとき前後左右また観客席からも自分の姿を見ることができたそうです。 


「離見の見」という言葉を初めて知ったとき、選手と指導者を兼務していた若い頃、わずかに体験した離見の見が蘇りました。 「離見の見」は人間の生き方を指南する言葉ではないかと新たに感じています。