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体育系

2015年08月25日

箸と野球

お盆に宿泊遠征に行きました。今回の新チームには、旧チームからいるメンバーが少なかったので、私自身が選手の日常を知りたいのと選手間のコミュニケーションをとる為に2泊にしました。その中で、素の姿が見えるのが、食事。以前は、寮があったので寮生を見ていると色々気付くことがありました。例えば、メニューに苦手な物と好きな物とがある時に、どちらから食べるか…。苦手な物を先に食べ、好きな物で最後をしめくくる選手の方が、我慢強い良い選手が多いと思います。逆は、センスがあってもワガママで、反復練習が出来ない選手が多かったです。脇を開けて、御飯をかき込む選手は、バッティングでも脇が開きます。朝ご飯をたくさん食べることが出来ない選手は、大きくならない。たとえ眠気まなこで食堂に来ても、いきなりバクリと肉を食べるような選手は、身体が大きくなりやすく、レギュラーになりやすい。指導者のお茶やお替りをスッと動ける選手は、走塁・打球判断が良く、レギュラーが多く、社会に出た後も幸せになっている選手が多い。などなど、まだまだありますが、色々な視点で観察させて頂きました。特に気になったのが、箸の使い方と魚の食べ方。野球は200の骨・400の関節・600の筋肉の全てを反射で動かしながら、道具を使う、極めて難しいスポーツです。その全てのエネルギーを、最終的に指先に伝えるという繊細なスポーツです。感覚が僅かにズレただけで、飛距離は落ちたり、叩こうとしたポイントはズレる。球速は落ちる。狙ったコースには球がいかなくなるのです。その感覚を1番感じる事が出来るのが、箸を使った食事です。汚ない箸使いは、どこかに力みがあります。そんな選手が野球が上達するでしょうか? 食べる時の姿勢にもでます。一流の選手、一流のビジネスマン、みんな食事の姿勢、箸使いが美しかったです。特に魚の食べ方にでます。よく選手には、言いますが、ラーメン食べながらテレビ見ながらスマホいじる時に、「今から箸を持ちます、麺を30gすくって、口に運ぶ」って意識して箸を動かして、間違って耳に箸がいくかって? 無意識に力みなく動かす。究極の練習です。美しくカッコよく!