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硬式野球

体育系

2020年05月29日

花を育てる

増設

増設

今までの畑

今までの畑

逞しく

逞しく

大地を裂き

大地を裂き

全体練習もできず、グラウンドの修繕も終わり、せっかくなんで向日葵畑を新設しました。グラウンドには、花壇がたくさんあります。もちろん、男だらけのグラウンドじゃ、悲しいのでという意味もありますが、選手に気付いて欲しいんです…何もない土の中から、少しずつ少しずつ、芽が出て育って行く姿を。また、植物は動けません。文句も言いません。暑いも寒いも、水飲みたいも言いません。雨の日も風の日も、文句言わないです。水や栄養をあげすぎると、根が腐ります。あげなさすぎると枯れます。選手も同じです。上手く育てば花が咲きます。花が咲くと散ります。始まりは終わり、終わりは始まりです。花が散ると、悲しくはなりますが、実ができ、実が落ちると種が埋もれ、また新しい芽が出ます。今年の夏は、普通じゃない。でも、3年生の花を咲かせたくて、県内中の指導者が頑張ってます。花を咲けって思ってるんで、願掛けで、向日葵畑を増設しました。大地を裂き、芽が出てきました。土壌は決して豊かな土ではありません。それでいいんです。ウチも、全国からエリートを集めたチームじゃありません。地域の中学生が集まってくれたチーム。雑草の如く逞しく強く育ってるはずです。木に学び、花に学ぶんです。