硬式野球
体育系2022年12月23日
目は口ほどに物を言う




情け無い話、私も流行りの奴に負けてしまい自宅療養中。何もできず、積読になっている本を片っ端から読破。稲盛和夫さんの「生き方」面白いですねー。ラジオからはクリスマスソングや年末年始の蟹のバーゲンセールなど、すっかり年末モード。窓からは小雪がチラついてます…こんな中、みんな頑張ってるんかなぁと思うと申し訳ないばかり…。鏡を見ると、目に力のないおっさんが映ってます。やはり、グラウンドに出て若いエキスをもらわないとアカンって思います。
前から書こうと思ってたのが、目! 画像の一枚目は、漁府君がドラフト漏れした翌朝の目…死んでます…2枚目が、担当スカウトの方に愛情溢れる話を伺った直接の生き返った目。3枚目が藤井皓哉が、戦力外になった直後。4枚目が、ソフトバンクで結果も出て、自信と夢と希望に満ち溢れている目。
別人ですよねー。目は口ほどに物を言うとか、魚の死んだような目、目力を入れる、目から火が出る、白い目で見る…目にまつわる言葉は数多くあります。そのほとんどは、感情にかかわるもの。人間が、まだリスやネズミみたいな形をしてたご先祖様は弱くて、日中は森の中に潜み、夜になると木の実を食べてたそうです。夜に熟れて美味しくなった実かどうか分かりにくいので、段々と視力があがったそうです。同時に目が顔の側面から前方に進化したそうです。そうすると、仲間の顔がはっきり見え出したとか。仲間の顔が見えだすと、表情筋が発達して感情を顔に出すことでコミュニケーションをはかったそうです。つまり、言葉が誕生する前に、我々は表情で気持ちを伝えていたのです。だから、表情、もっと言うと目が大切なんです。人を見た目で判断してはいけないと言いますが、判断するんです。長引くマスク生活、画面の出ないオンライン授業…人間は、どんな進化をするのでしょうか…。もしくは、コロナが終息し、今までの普通を幸せに感じられる世界になるのか、楽しみです。間もなく復活。元気があれば何でもできる!1.2.3ダッー!
2022年12月15日
藤井皓哉凱旋

話上手くなってました!

一年間のお礼を伝えてくれました!


最初に履いた、足袋型スパイク

正面玄関
先日、藤井皓哉投手が井原市でトークショーをしました。最初は、講演の企画だったので、片山社長に僭越ながらアドバイス。プロのアナウンサーの加藤さんを紹介させて頂きトークショーにしました。そっちの方が話しやすいですから。ちゃんと話せるかなぁ…なんて心配をよそに、楽しい時間があっという間に過ぎていきました。
実は、イベントの前にグラウンドに来てくれました。家にあった古いグローブなどを寄付してくれました。その中で、昨年OBや先生方からカンパしてもらい買ったロマネクロウの赤いグローブを、学校に飾って下さいとサインと応援への感謝の文章と書いてくれました。新校舎のガラスケースに展示させてもらいました。1年前、四国から戻り育成契約で復活したただけでも凄い事。1年でクビになっても仕方ない。出し切って終われればと思い、何か気持ちを目に見える形にしたいと思い始めたカンパ。そのグローブを一年間手にして、今回の成績。奇跡的としか言いようがありません。諦めないをキーワードに、みんなにパワーをくれました。今後は、途上国の子供達にチャンスを与えてくれるような活動を約束してくれました。契約更改も、夢のある数字でしたし、結婚も発表。お相手は広島時代からの方でした。ナポレオンには、ジョセフィーヌがいました。彼女がいなければナポレオンの活躍はありません。その後の話は、本で読んで下さいね。
苦労を見てくれてた方と結婚すると幸せになれると思います。良いことばからで怖いですが…おめでとう㊗️ 来年は更なるステップアップを!
2022年11月29日
2022年度 JICA世界の笑顔のために





今年も沢山の方々のご協力頂き、海外に野球道具を送る事ができました。もう13年になります。合計1500点以上の野球道具を36カ国に送っています。今回は初めてナミビア、南アフリカにも送ります。どんな子が使うのか楽しみです。徐々に浸透して、鳴門高校や英明高校など、各県を代表するような強豪校も協力して頂いてます。また、毎年の水島地区の少年野球連盟…数多くの方々に賛同頂き有り難い限りです。
しかしながら、私自身、普及活動を始めて27年が経ちます。野球の普及状況は悪化しています。先日も、今開催中のワールドカップ日本対ドイツを見て感動、コスタリカ戦を見て落ち込み…またサッカーが羨ましく思えました。20年前から警鐘を鳴らし続けても、現状に満足してる野球界。戦後すぐの出生数は250万人以上、最近は80万人。種目数や他の遊びなど、子供の選択肢は増加しています。また、中学校の部活動は崩壊寸前。さらに、ご存知の方は少ないでしょうが、来年、社会人野球の一部の大会は7回制になります。世界の野球の普及より、国内の野球界が壊滅的です。もう時間はありません。2001年に、私は2030年〜40年にプロ野球は存続できないとレポートを複数団体に出しましたが…何も変わらなかった…今のところ。
どうすれば良いのか、簡単なんです!天井を高くすれば良いのです。サッカーのように世界一の国決定戦、世界一のクラブ決定戦をやるんです。高校も学校単位ではなく、プロ野球球団のユースクラブも出場する大会を作るなど、色々できます。面白い、ワクワク、ヒリヒリするものがないと誰もやりません。サッカーは、社会人リーグからJリーグ創設、ワールドカップに出れない日々が続き、ドーハの悲劇、オリンピックでブラジルに勝ち、ワールドカップには毎回出場できるようになりました。しかし、ベスト8の壁にぶち当たってます。しかし、ドイツなんて強豪国に勝ったり、一歩一歩進んでます。必ず100年構想のように世界一になるでしょう。その物語が面白い。野球は、大変革がなければ、最強だった恐竜のように絶滅するでしょう。そんな話を、明日の宮崎大学の公開講座でお話します。宜しければ、オンラインで参加して下さい。
2022年11月23日
一年生大会、2連覇、2年連続全員出場達成❗️

2連覇、4回目の優秀校の手のポーズ

両校優勝

一丸

試合前の集中!

イチマル
中国大会が残念な結果で終わり、2週間後から一年生大会でした。気持ちの整理もつかぬままでしたが、鼻息の荒い一年生を見ているとだんだんと元気をもらえました。昨年と同様に、優勝&全員出場を目指すものの、いかんせん準備時間がない…。一週末の練習試合と上級生との紅白戦、シート打撃、一球勝負などを見ながら、個々のストロングポイントとウィークポイントを把握。あとは、試合展開ごとに全員を出すためのローテーションを事前に組みました。昨年は野手が多く、今年は投手が多く、外野手が少ない特徴がありました。何パターンもシュミレーションしました。二回戦の美作戦では、1番選手を出せるパターンに入り25人が出場できました。そこからも、一戦一戦勝ち上がり、準決勝までに34人全員出場! 緊張した顔の選手、目を見ながら伝えても緊張からか指示が飛んでしまう選手、全く緊張せずに堂々とプレーする選手。色々ありましたが、練習や練習試合とは違う緊張感を感じてくれたと思います。バントなんて、簡単と思う方もいらっしゃると思いますが、公式戦のバントはヤバいです。一年生大会で、これでは三年生の夏の大会では、緊張して倒れるで!なんて話をするぐらい大変なんです。
いよいよ決勝戦でしたが、あいにくの雨。倉敷商と両校優勝になりました。グラウンドで勝敗をつけたかったところですが仕方ありません。何はともあれ、これで連覇、4回目の優秀校(2016年、2018年、2021年)。しかも2年連続全員出場達成です! 一年生大会を軽視するチームもありますが、ウチは一年生大会で優秀校になった学年は必ず二年生の秋に中国大会に行ってますので真剣です。逆に中国大会行った時の一年生大会は、準備不足からかすぐに負けてました。その悪い流れを切るためにも勝ちたかった大会。余計な事はやらず、〝出来る事は100%やる、100%出来る事は絶対やる〟を毎日言い続けました。大会前に、マネージャーからお守りをもらいました。そのお守りには一丸と刺繍してあったので、「イチガン?」って聞くと、イチマルです。一つの輪、○になろうって、みんなで考えました!って言ってました。準備時間の少ない中一番必要な事でした。そして、よく頑張った一年生達でした。これで今シーズンも終わりました。中国大会に行った上級生中心のチームに、一年生大会で成長した下級生。そして、この冬で伸びるであろう選手が混ざり最強軍団となり、春・夏を迎えます!
2022年11月08日
まだまだ甘い…足らない


大阪の月

東京の月

岡山の月

グラウンドの月
岡山県1位として望んだ中国大会。勝てば選抜甲子園が見えてくる準々決勝。鳥取城北との一戦、6回まで0-1と接戦。攻められながらも、再三のピンチにも幾度もファインプレーで凌いでました。しかし、終盤に加点され負けました。身体と頭は、切り替えようとするのですが、さすがに、心は折れかけてました。何かが足らないのです。もっと細かく、小さな事から見直そうと思いました。また、その一方で、考え過ぎたり細かく近視眼的になり、プレーが小さくなってしまうかも心配になります。そんな夜、442年ぶりの皆既月食だそうです。織田信長も見たかも知れない天体現象だそうです。家族や友達のいる大阪や東京からも画像が届きました。こんな日の夜に空を見ていると、何だか小さな自分が嫌になります。空は一つ、地球上の全人類の頭の上で繋がってます。日本中から月が見えてます。さらに未だに人類は、地球の中心部も海の最深部の海底すら見た事がありません。脳の仕組みすら完全には解明されていません。そんな脳で悩んでもしょうがない。そんな地球の上にいると思うとちっぽけな生き物やななぁと凹みます。
週末から一年生大会。昨年は、全員出場で優勝。何とか全員出場と連覇して、今シーズンを締めます。と不思議な天体を見ながら、強く心で思いました。