1月13日（土）に東岡山工業高校で行われた、高校生テクノフォーラムに研究作品を出展しました。
 
テクノフォーラムは工業系の学科を学ぶ生徒たちの研究発表を行う技術コンテストです。これまでにも、本校では水陸両用車『ヘルベンダー』、世界一車高の低い車『MIRAI』、全方位移動型PHEV『ヘキサローラー』もテクノフォーラムで最優秀賞を頂いています。
 
今年の研究題目は『軽トラ移動型展開式多目的ハウスの製作』です。
今までは、クルマを製作することが多かったのですが今回は、軽トラックに載せて移動先で展開して部屋になるツールを製作しました。
移動できる基地と見立てて『MOVING BASE（ムービング・ベース）』と名付けました。
軽トラックの荷台の面積（約1.5畳）が展開することにより約10畳の大きさになる優れものです。
 


お正月過ぎてすぐからも作業に取り掛かりましたが、溶接のひずみなどによりなかなか作業が進みませんでした。
完成したのは発表日前日の夜中、もう日付が変わる一歩手前で完成しました。
ムービング・ベースの研究者の一員で自動車整備部でもありスピーチ同好会にも所属している2年生の小野穂実さんが完璧に発表してくれました。


 
その結果、見事に優秀賞をいただくことができました。

ムービング・ベースの製作を通して、ものづくりの技術だけでなく製作に関わる心意気も成長してくれたと思います。
 
今回、ムービング・ベース製作でお世話になりました皆様、テクノフォーラム関係者の皆様、そして夜遅く帰る生徒たちを支えてくださいました保護者の皆様、本当にありがとうございました。
 
ムービング・ベースはまだまだ改良していきます。どこかのイベント等で披露できることを今から楽しみにしています。