2017年07月09日
学科・コース
【自動車科】自動車科第1回オープンスクール
先日行われました第1回(7/8、7/9)オープンスクールの様子です。
今年のオープンスクールの内容は、なるべく多くのブースを出していろんな体験をしてもらおう、というコンセプトで行いました。
始まりは、普段の実習の始まりと同じく2列横隊で整列、号令、校訓唱和を行いました。
「エンジンをかけてみよう」
エンジン単体で回る『ベンチエンジン』を使って、正しいエンジンのかけ方と、
最近の自動車整備で必需品の『スキャンツール』の使い方も説明しました。
また、『サウンドスコープ』という機器を使って簡単な故障診断をしました。
これが、なかなか難しい。
6本の『インジェクター』を順番に聴診器の様なものをあてて、その音を聞き分けます。
正常なら、「チ、チ、チ…」という音がしますが、1本だけワザと故障させています。
それを何番のシリンダが音を打っていないか、つまり故障しているかを探していきます。
「ブレーキの力を計ろう」
車検ラインの『ブレーキテスタ』を使って、制動力(ブレーキの力)を測定します。
エンジンが回っている時と、止まっている時、真空制動倍力装置の働きで発生できるブレーキの力が違います。
「ドライブシュミレーター」
安定の一番人気でした。
「部品の構造を知ろう」
授業で使うランエボやエンジン、電装品などのカットモデルをイッキに見れるブースです。
説明担当の在校生は一生懸命頑張ってくれました。
「パンク修理をしよう」 「タイヤ組み換え作業」
パンク修理キットを使って、パンク修理体験をしてもらいました。
2日目限定ブースの「タイヤチェンジャー」は、力とコツが必要です。
組みあがった時の充実感があります。
「国家試験に挑戦」 1日目限定
このブースは、三級自動車整備士の国家試験に挑戦してもらいました。
とはいっても、短時間で体験できるように問題数を4問として、在校生のアドバイスを受けながら解いてもらいました。
最後は先生からの詳しい解説を行いました。
「バッテリー上がり救援体験」 1日目限定
自動車科サービスカーを救援車として、バッテリーの上がった実習車を救援するという体験をしてもらいました。
ブースターケーブルのつなぐ順番など正しい方法を覚えてもらいました。
「ミニ四駆トライアル」 2日目限定
世界最小のモータースポーツ!
学校で3台準備したミニ四駆でレース体験と、在校生の本気仕様のレースを行いました。
ミニ四駆を持参してくれた中学生もいて、次回はもっと本格的にしていきたいブースです。
「塗装体験」 2日目限定
スプレーガンを使用して、シンナーを使わない水性塗料で塗装体験しました。
以上、第1回オープンスクールの様子でした。
なるべく生徒(在校生)主体で今回のブースを企画・運営しました。
次回、第2回(8/26、8/27)も楽しい企画を準備しています。
興味のある人は、ぜひご参加ください。