部活動

スピーチ同好会

文化系

2016年06月03日

「世界を知ろう!世界で働こう!」

 6月3日(金)、国際ソロプチミスト岡山さつき主催のUNHCR織田靖子さんの「世界を知ろう!世界で働こう!」という講演会に部員全員で参加させていただきました。UNHCRは「国連難民高等弁務官事務所」のことで、紛争や迫害によって難民や避難民となった人々を国際的に保護・支援し、難民問題の解決へ向けた活動を行っています。
 今回、スイスジュネーブの国連本部から来日された織田靖子さんが講演されるということもあり、中高生を中心に約500人が集まり、会場は満員でした。普段からボランティア活動をしている部員たちは、「国際協力とは何か」という答えを見つけるために、熱心に織田さんの話を聴いていました。その中で、「日本でも難民を受け入れているの?」「日本で難民を受け入れる上で、私たちが気を付けなければならないことは何?」「高校生だからこそ出来る国際協力とは?」など、疑問に思ったことは積極的に手を挙げて、織田さんに直接質問をしていました。その質問する姿は真剣そのもので、会場におられた一般の方や他の学校の先生方からもお褒めの言葉を頂けるほどでした。
 織田さんの「本当の国際協力とは、世界で起きている問題を他人事と考えるのではなく、自分のこととして捉えることができた時に初めてできる。」という言葉に感化された部員たち。講演会終了後の部員たちの表情は、とても明るく輝いていました。そして、中には、将来織田さんのように世界にでて、国際協力をしたい!と考え始めた生徒もいます。本当の国際協力が何か分かった今、皆が笑顔で安心して暮らせる世界を実現できるように、部員一人ひとりが自分のこととして考え、そして、行動をしてくれると信じています。