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2015年08月06日

レスリングインターハイ と 1936年ベルリンオリンピック物語

8月2~5日、京都舞鶴市で第62回インターハイレスリング競技が開催された。 

8月4日から個人戦が行なわれ。本校から、前列左96㎏級2年森川星河、右52㎏級3年山本広吉、後列左120㎏級2年宝諸将人、右84㎏級3年島田樹の4名が出場し、2年生の宝諸将人選手が5位に入賞した。今後も更に前進していきます。

1936年ベルリンオリンピック物語と第二次世界大戦

さて、レスリングが開催された舞鶴市には西舞鶴高校という伝統校があります。今から79年前の友情のメダルの話です。 

1936年ベルリンオリンピック陸上競技の棒高跳び。
2位西田選手(早稲田大)と3位大江選手(慶應義塾大)が獲得した銀メダルと銅メダルを半分に割りそれを合わせ一つのメダルを作った美談。友情のメダルとして伝えられています。

写真は西舞鶴高校にある大江選手の銅像です。銅像の前側には、努力と友情、と書かれています。
そして後ろには大江選手の歴史が刻まれています。大江選手は旧西舞鶴中学卒業後、慶應義塾大学に進学し22歳で出場した1936年ベルリン大会で銅メダルを獲得しました。大江選手は4年後の東京オリンピックで金メダルを目指していたそうです。

ところが1940年に開催されるはずだった東京オリンピックは、なんと戦争に変わったのでした。そして大江選手は28歳の若さで1941年に戦死されたのです。今、生きている我々は何を感じるべきなのでしょうか。8月6日は広島に原爆が投下された日。それから70年の年月が経過しています。
  スポーツができる平和に感謝します。
永遠の平和を祈ります。